扇子は遠く、奈良、平安の昔に誕生したといわれております。
そして、長い歴史の中で、その用途により、さまざまな扇子が生まれ、
現代にその姿を残しています。
そして、私たちの日々の暮らしの中の、色々な場面で使われています。
人の一生の節目には必ず扇子が使われています。
お宮まいり。七五三。結婚式。等々、また日本舞踊。能。茶道。香道
などの芸能や習い事にはかかせないものでしょう。
また、夏の招涼には趣向を凝らした扇子が使う人の心を癒しています。
このように1000年以上も前に、日本で考案された扇子は、いまも日本人の
心や生活に深く沁みわたっております。