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扇子

夏扇子


夏扇子とは、夏の暑い季節に涼を取る道具として使用するものです。
種類としては、紙扇子(紙貼の扇子)、絹扇子(布貼の扇子)が有り、紙扇子、絹扇子共に婦人用、紳士用が有ります。
男女の違いは、長さと図柄です。
婦人用は約19.5cm~21cm、紳士用は22.5cm~25.5cmが多く作られています。
図柄は婦人用は、花柄、蝶、動物等、涼しげで、かわいらしい柄が多く、紳士用も風景、とんぼ、魚等、涼しげで夏らしい柄が多く見られます。
お好みの一品をみつけるのも楽しい事でしょう。


飾り扇子


扇子の美しい姿を室内装飾として、飾って楽しむ扇子です。
多くの飾り扇子は表と裏の図柄が違う図柄になっていて、四季おりおりの絵を楽しめるようになっています。
飾り扇子の持つ優美な雰囲気が、見る人の心を癒します。


舞扇子


日本舞踊に使われる扇です。

一般に白竹の骨を稽古用、黒塗の骨を舞台用としています。

舞踊に使われますので、表と裏の図柄が同じ物が大半です。

流派の紋を入れる事も多く有ります。


仕舞扇子(観世流)


仕舞は、能で一曲の中心となる仕手(シテ)がある決まった見せ所を4、5名の地謡だけで舞うもの。
演者は、装束をつけずに紋付袴また裃姿で演ずる。
この時使う扇子を、「仕舞扇」と呼びます。


謡い扇


能楽に用いる歌曲の謡を、扇面にいれた扇です。
高砂や鶴亀など祝いの席で謡われるものや、法事等で謡われる田村などが入っています。


祝儀扇子


結婚式に女性が留袖をお召しになった時に、帯に差す扇子です。
黒留袖の時は黒塗りで、金、銀の表、裏の無地で、お祝の意志を表します。
色留袖の時は白塗骨で、金、銀の表、裏の祝儀扇を使います。


茶席扇子


茶の湯の点前に使われる扇子です。
扇子を自分の前に置き一歩下って挨拶をして、相手に敬意表する道具として、茶席にはかかせない持ち物です。
一般的に婦人用は5寸(約15cm)、紳士用は6寸(約18cm)のものが、多く使われています。


桧扇


日本発生の扇の中で最初に作られた扇と言われる桧扇を、再現いたしました。
雅やかな平安朝が偲ばれます。


白檀扇子


お香の原料になる香木の白檀を中国で薄板にし、細やかな彫を入れ、桧扇のように糸で束ねた扇です。
見た目の美しい涼しさと、白檀の香りを楽しむ扇子です。


版画扇子


歌麿、広重、北斎などの浮世絵の版画を扇子に仕立てました。
主に美人、役者、名所、風景が多く有ります。


投扇興


台の上にイチョウの葉の形をした的を立てて、台から約90cm位の位置より、開いた扇を投げて、落とし、的や扇の落方により得点をつける遊び。


喪中扇


葬儀の時に仕様する扇です。

黒染の骨に鈍色(濃いグレー)の地紙の扇で、女性の喪服の帯に差し哀悼の意を表します。
洋装用もございます。(布扇子)


般若心経扇


「般若波羅蜜多心経」を扇面にした扇子です。
お守りとして、お持ちになる方も多くいらっしゃいます。


銀扇子


江戸扇子の一種で、親骨(両側の太い骨)に純銀の板を巻きつけた、粋な扇子です。
図柄も江戸っ子好みの墨絵が多く、あっさりとした洒落っけが持ち味です。


将棋扇子


将棋の対局の時、棋士の方がお持ちになる扇です。
対局の作戦に思いを巡らせ、パチンパチンと扇を開けたり閉じたりする姿を、よく目にします。


高座扇子


落語家が、高座により落語をする時に使う扇です。
噺の中で、きせるや箸などになる小道具として使われます。
落語家が使う小道具は、扇子と手拭のみです。


豆扇


約6cm~9cm位の小さな扇です。
大きな扇子と同様に開閉できます。
人形に持たせたり、小さな扇子立で装飾に使います。


扇子立


扇子を飾る時に使う扇子立です。
扇子の大きさにより、各種の大きさが有ります。
置型、壁掛型、兼用として使える物も有ります。
主にゴマ竹の物が多く、黒塗のものも、重厚な味が有り、飾り扇子には最適です。


扇子用袋各種


扇子の保護の為に使われれる物です。
扇子と共柄の物や、長い扇子用など、色々な種類が有ります。


スペイン扇


日本発生の扇子も、中国に渡り、シルクロードを経て、ヨーロッパに渡り、優美な絹扇子に姿を変え、当地の人々に愛されて来ました。
そのスペイン製の扇子を直輸入しました。
装飾やおしゃれな小物として、お使いになっても良いし、フラメンコを踊る方にもおすすめです。
日本の扇子と一味ちがう、ロマン溢れるスペイン扇をお楽しみ下さい。